賃貸入居チェックリストを提出する
新しい賃貸住宅に入居するとき、「入居チェックリスト(入居時確認書)」を提出することが求められます。
これは、入居時点での部屋の状態を記録し、退去時の原状回復トラブルを防ぐための重要な書類です。
入居後すぐに提出しないと、「入居時からあったキズや汚れ」が自己負担扱いになる可能性もあるため、
引っ越しが完了したら早めにチェックと提出を行いましょう。
いつ提出する?
入居チェックリストは、入居後1週間以内に提出するのが一般的です。
管理会社や大家さんから鍵を受け取る際に「入居確認書」や「チェックリスト」が渡される場合が多く、
そこに記入して返送・提出します。
提出期限は契約内容によって異なりますが、
多くの不動産会社では「入居日から3〜7日以内」と定めています。
もし期限を過ぎた場合、初期不良(壁紙の剥がれ・設備不備など)を
「入居後に傷つけた」と判断されることもあるため注意が必要です。
どこで手続きをする?
提出先は、賃貸契約を管理している不動産会社または大家さんです。
書面で提出する場合は、郵送または直接持参します。
最近では、オンラインフォームや写真添付によるWeb提出を導入している会社も増えています。
提出前に、不動産会社から指定された方法(郵送・メール・オンライン)を確認しておきましょう。
写真データを送る場合は、ファイル名に部屋番号や箇所名を入れて整理しておくとスムーズです。
必要な持ち物・準備するもの
チェックリストの提出には、以下のものを用意しておきましょう。
- 入居チェックリスト用紙:契約時に不動産会社から受け取る書類。紛失した場合は再発行を依頼します。
- 筆記用具:ボールペンやマーカーで明確に記入します(鉛筆は避けましょう)。
- スマートフォンまたはカメラ:壁や床、設備の状態を撮影して保存。
- 契約書・重要事項説明書:物件設備の一覧や前回の修繕履歴を確認するために使用。
- チェックリスト提出先の連絡先:不動産会社や管理会社のメールアドレス・郵送先住所。
撮影時は、日付入りの写真にしておくと、証拠として信頼性が高まります。
また、壁や床の「全体→部分→アップ」の順に撮影しておくと、
退去時の比較が容易になります。
チェック項目のポイント
入居チェックリストで確認すべき主なポイントは以下の通りです。
- 壁・天井:汚れ、穴、クロスの剥がれ。
- 床・畳:傷、へこみ、焦げ跡。
- ドア・建具:開閉のスムーズさ、鍵の動作不良。
- 水回り(キッチン・トイレ・浴室):水漏れ、カビ、排水の流れ。
- 電気設備:スイッチ・照明・コンセントの動作確認。
- エアコン・給湯器:動作音や温度調整機能の確認。
- 共用部分(玄関・ポスト・インターホンなど):破損や不具合がないか。
不具合を発見した場合は、自己判断で修理せず、必ず管理会社に報告しましょう。
無断修理は契約違反になることもあります。
手続きの流れ
- ① 入居当日に部屋の全体を確認し、チェックリストを記入。
- ② 不具合箇所を写真で撮影し、リストに明記。
- ③ チェックリストを提出先に提出(郵送・メール・オンライン)。
- ④ 管理会社が内容を確認し、必要に応じて修繕を依頼。
- ⑤ 提出後は控えを必ず保管し、退去時まで保存しておく。
チェックリストの控えと写真データは、退去時のトラブル防止に重要な証拠になります。
デジタルデータはクラウドなどにも保存しておくと安心です。
注意点
- 入居後すぐに確認を怠ると、後からの申告が認められない場合があります。
- 提出期限や書類フォーマットは管理会社ごとに異なるため、必ず事前に確認しましょう。
- 写真・動画は削除せず保管。退去時まで保持しておくことが大切です。
まとめ
賃貸入居チェックリストは、退去時の原状回復費用を守る重要な証拠書類です。
入居後は早めに部屋全体を確認し、写真付きで記録を残した上で提出しましょう。
必要書類はチェックリスト・本人確認書類・筆記用具・カメラなど。
期限を守って提出すれば、退去時の費用トラブルを防ぎ、安心して新生活を始めることができます。
