通販・サブスク・会員登録の住所変更を行う
引っ越しをした際には、通販サイト・サブスクリプションサービス・各種会員登録の住所変更も忘れずに行いましょう。
これを怠ると、荷物が旧住所に届いてしまったり、定期購入の商品が届かないといったトラブルにつながります。
特に、定期便・新聞・保険・ポイントカードなどは、住所情報が請求や配送と直接紐づいているため、
できるだけ早めに変更手続きを済ませることが大切です。
いつ手続きをする？
住所変更は、引越しの1〜2週間前から準備を始め、
引越し当日までに主要サービスの変更を完了させるのが理想です。
なぜなら、クレジットカードや通販サイトなどの登録住所は、発送・請求書・本人確認にも使用されるため、
旧住所のままだと支払い遅延や情報トラブルの原因になることがあるからです。
また、定期配送サービス（Amazon定期おトク便・楽天定期購入・生協宅配など）を利用している場合は、
配送予定日の1週間前までに住所変更を完了させましょう。
配送拠点が異なる地域に移動する場合、引継ぎに時間がかかることもあります。
どこで手続きをする？
住所変更は、各サービスの公式サイトやアプリ内の「マイページ」から行うのが基本です。
主な変更先を以下に整理しました。
- 通販サイト：Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、ZOZOTOWNなど。
- サブスクリプションサービス：Netflix、Spotify、Amazonプライム、楽天マガジンなど。
- 定期購入・宅配サービス：生協（コープ）、ウォーターサーバー、新聞、宅食、レンタルサービス。
- 各種会員サイト：携帯キャリア、保険、クレジットカード、ポイントカード（Tポイント・Pontaなど）。
住所変更を一括で行うことはできないため、自分が利用しているサービスのリストを作り、
一つずつ変更するのが確実です。
必要な持ち物・情報
オンラインでの住所変更では、以下の情報を準備しておくとスムーズです。
- ログイン情報：ID・パスワードを事前に確認しておきましょう。
- 新住所・郵便番号：マンション名や部屋番号を正確に入力することが重要です。
- クレジットカード情報：住所とカード請求先が一致しているか確認。
- 配送希望日・受け取り方法：再設定が必要な場合があります。
- 本人確認書類：一部サービス（保険・金融機関など）ではマイナンバーカードなどが必要です。
特にクレジットカード会社では、住所変更がないと利用明細書や更新カードが旧住所に送付される可能性があるため、
早めの手続きが必須です。
手続きの流れ
- ① 利用中のサービスをリスト化する。（通販、サブスク、公共料金、金融関係など）
- ② 各サイトの「会員情報」または「登録情報の変更」から住所を修正。
- ③ 定期配送サービスは、配送拠点・配達日・支払い方法の変更も確認。
- ④ クレジットカードや銀行口座の住所も同時に変更。
- ⑤ 変更完了メール・控えを保存。（後で確認できるようにしておきましょう）
郵便局の「転居・転送サービス」を利用しても、通販やサブスクの登録住所は自動で変更されません。
あくまで郵送物を一時的に転送する仕組みであり、住所情報の更新は本人が各サービスで行う必要があります。
注意点
- 旧住所のままだと個人情報流出のリスクがあります（郵便物が他人に届く可能性）。
- 定期便・会費制サービスは、配送・請求の締切日を確認してから変更する。
- クレジットカード・保険・携帯会社の住所変更は、本人確認書類の提示が必要な場合があります。
- 公共料金やNHK契約なども併せて確認しておくと安心です。
提出先・問い合わせ
手続きはすべてオンラインで可能ですが、不明点がある場合は各サービスのサポート窓口に問い合わせましょう。
主要サービスの住所変更ページ：
まとめ
通販・サブスク・会員登録の住所変更は、引越し前後のタイミングでまとめて実施するのが理想です。
必要な情報は新住所・ログイン情報・クレジットカード情報など。
旧住所のまま放置すると、配送トラブルや個人情報流出につながるおそれがあります。
リスト化して一つずつ確実に変更を行い、安心して新生活をスタートさせましょう。
