搬出動線を確保する(廊下・玄関を整理)

搬出動線を確保する(廊下・玄関を整理)

引っ越し当日をスムーズに進めるためには、「搬出動線を確保する」ことが非常に重要です。
大型家具や家電を運び出す際に、廊下や玄関に荷物が散乱していると、作業員の動きが制限され、
壁や床を傷つけるリスクも高まります。
また、自分自身や家族がケガをする危険もあるため、事前にしっかりと通路を確保しておきましょう。
ここでは、いつ・どこで・どのように動線を確保するのか、準備に必要な持ち物とともに詳しく解説します。

いつ動線を確保する?

搬出動線の整理は、引越し前日〜当日の朝に行うのがベストです。
引越し作業員が到着する前に、玄関・廊下・出入口の荷物をすべて片付け、
通路を確保しておく必要があります。

特に、段ボールを積み上げて保管している家庭では、
「とりあえず廊下に置いておこう」となりがちですが、
搬出作業時には玄関からトラックまで一直線に通れるルートが重要です。
前日の夜には段ボールの位置を調整し、どの部屋から順に荷物を出すかを想定しておくとスムーズです。

どこを整理する?

動線確保の対象は主に、廊下・玄関・階段・出入口の4か所です。
それぞれのエリアで注意すべきポイントを見ていきましょう。

  • 廊下:通行の妨げになる家具や段ボールを撤去し、通路幅を80cm以上確保。
  • 玄関:靴・傘立て・ベビーカーなどを一時的に外へ出しておく。
  • 階段:小物・掃除道具を置かない。作業員の転倒防止のため必ずクリアに。
  • ドア周り:ドアストッパーを使って開けたまま固定。搬出の際にドアが閉まらないように。

特に玄関は、家具・家電が最も通過するポイントです。
土間部分にあるマットや傘立てを撤去し、床の汚れを軽く拭き取っておきましょう。
滑りやすい状態のままだと作業中に転倒の危険があります。

必要な持ち物・道具

安全かつ効率的に動線を確保するために、以下の道具を準備しておきましょう。

  • 養生テープ:床や壁を保護するための貼付け用。引越し業者が使用する場合も多い。
  • 滑り止めマット:玄関や廊下に敷くことで安全性を確保。
  • 雑巾・モップ:通路のホコリやゴミを取り除く。
  • ドアストッパー:ドアを開けたまま固定しておくための道具。
  • 養生シート:壁や角を保護。冷蔵庫や家具が通る箇所に貼っておく。
  • 懐中電灯:暗い時間帯の作業やトラックへの搬出時に役立つ。

特に、養生シートと養生テープは引越し時の必需品です。
家具や家電が壁に接触しやすい箇所(曲がり角・ドア枠・玄関の柱など)に貼ることで、
壁紙や木部を守ることができます。

動線確保の手順

  1. ① 廊下・玄関の荷物を一時的に他の部屋へ移動。
    靴や段ボール、傘立てなど小物から片付けていきましょう。
  2. ② 床や壁を軽く掃除。
    ホコリや小石が残っていると、家電を運ぶ際に床を傷つけてしまいます。
  3. ③ 搬出経路を確認。
    どの順番で家具・家電を運び出すか、業者と相談しておくと安心です。
  4. ④ 養生シート・マットを設置。
    冷蔵庫や洗濯機など重量物が通るルートを重点的に保護します。
  5. ⑤ 出入口・ドアを固定して開けておく。
    作業員の動線を確保し、ぶつかり事故を防ぎます。

注意点

  • 搬出ルートに子どもやペットを近づけない。作業時の安全確保が最優先です。
  • 段ボールは壁際に積み上げず、低く横に並べる。崩れると危険です。
  • 共用部分(マンションの廊下・エレベーター)の使用時間・ルールは事前に管理会社に確認しておきましょう。
  • 雨天時は床の滑り防止対策として、新聞紙やタオルを玄関に敷くのも効果的です。

まとめ

搬出動線を確保することは、引越しを安全かつスムーズに進めるための最重要ステップです。
準備するものは養生テープ・シート・雑巾・ドアストッパーなど。
作業の前日までに廊下や玄関を整理し、搬出ルートをクリアにしておくことで、
壁や床の損傷、転倒事故、作業時間のロスを防ぐことができます。
引越し業者にとっても作業しやすい環境が整うため、結果的に引越し全体の効率もアップします。
少しの準備でトラブルを回避し、安心して新生活のスタートを迎えましょう。

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