旧居全体を清掃する

旧居全体を清掃する

引越し作業が一段落したら、最後に行うのが旧居全体の清掃です。
退去時の清掃は、原状回復費用の軽減にもつながり、
次に入居する人へのマナーとしても欠かせない作業です。
特に賃貸物件の場合、汚れや傷が残っていると、
敷金から修繕費が差し引かれる可能性があります。
ここでは、清掃を行うタイミング・場所・必要な持ち物、
そして効率よく仕上げるための手順を詳しく解説します。

いつ清掃を行う?

旧居の清掃は、引越し前日〜当日に行うのが理想です。
搬出作業が完了した後、家具や家電がなくなった状態で行うと効率が良く、
部屋の隅々まで掃除できます。

特に退去立ち会いがある場合は、立ち会い前日までに清掃を完了しておくと安心です。
清掃が不十分だと、管理会社やオーナーから指摘を受け、
再度の掃除や追加費用が発生する場合もあります。

どこを清掃する?

清掃の範囲は、室内全体(床・壁・窓・水まわり・玄関)に及びます。
特に、入居時と比べて汚れが目立ちやすい以下の場所は念入りに行いましょう。

  • キッチン:コンロの油汚れ・換気扇のフィルター・シンクの水垢を落とす。
  • 浴室・洗面所:カビ・水垢・石鹸カスをしっかり除去。
  • トイレ:便器・タンク周り・床の汚れを中性洗剤で掃除。
  • 窓・サッシ:窓ガラスの拭き跡や溝のホコリを掃除。
  • 床・壁・天井:ホコリ・クモの巣を取り、掃除機やモップで仕上げ。
  • 玄関:靴跡・砂・ドアの汚れを拭き取り、ドアノブも磨く。

また、照明器具のホコリや、エアコンのフィルターも見落としがちなポイントです。
簡単に掃除できる範囲で構わないので、取り外して洗浄しておきましょう。

必要な持ち物

効率的に清掃を行うために、以下の清掃用具を準備しておくと便利です。

  • 掃除機・モップ・ほうき:床や隅のホコリを除去。
  • 雑巾・マイクロファイバークロス:水拭き・乾拭き両方に対応。
  • 中性洗剤・重曹・クエン酸:油汚れ・水垢・カビ対策に効果的。
  • スポンジ・ブラシ:キッチンや浴室など細かい部分の掃除に。
  • ゴム手袋・マスク:手荒れ防止やホコリ吸入を防ぐ。
  • ゴミ袋:掃除中に出るゴミをまとめるため。

100円ショップやホームセンターで手軽に揃えられるものばかりです。
また、退去前の掃除では強力な漂白剤は使わないように注意しましょう。
壁や床を傷めると修繕費が発生する可能性があります。

清掃の手順

  1. ① 不要品・ゴミをすべて処分する。
    残ったゴミはまとめて可燃・不燃に分け、処分日を確認します。
  2. ② 上から下へ順に掃除。
    照明・天井・棚 → 壁 → 床の順で進めると効率的。
  3. ③ 水まわりを徹底的に清掃。
    キッチン・浴室・トイレなどは専用洗剤を使い、カビや水垢を除去。
  4. ④ 窓・サッシを拭き上げる。
    雨跡やホコリをしっかり落とし、換気をしながら乾かします。
  5. ⑤ 床の仕上げ掃除。
    掃除機でゴミを吸い取り、雑巾やモップで乾拭き。
  6. ⑥ 最後に玄関・ベランダをチェック。
    忘れ物がないか確認し、全体を見渡して完了です。

どこで行う?

旧居内すべてが対象ですが、共有部分(廊下・ゴミ置き場)
マンションやアパートの場合、入居者全体で利用するため、
退去時は個人での清掃は不要です。
ただし、搬出時に汚れた場合は、自分で拭き取るか管理会社に報告しましょう。

注意点

  • 退去立ち会い前に清掃を完了する。
    管理会社が確認する際に汚れが残っていると、原状回復費用に影響します。
  • 水気は完全に拭き取る。
    湿気が残るとカビや臭いの原因になります。
  • 壁紙・フローリングはこすりすぎない。
    傷や変色を避けるため、やわらかい布で優しく掃除。
  • 電気・ガス・水道の停止手続きを清掃当日まで残しておくと作業がスムーズです。

まとめ

旧居の清掃は、退去手続きの最後に行う大切な作業です。
引越しの前日または当日に行い、水まわり・床・窓・玄関を重点的に掃除しましょう。
必要な持ち物は、洗剤・雑巾・モップ・掃除機・手袋など。
上から下への順序で進めると効率的です。
しっかり清掃しておくことで、退去時の印象が良くなり、敷金返還にもプラスになります。
最後に部屋を一巡して、気持ちよく新生活へと移りましょう。

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