冷蔵庫のコンセントを抜く
引越しの準備では、家具や家電の中でも特に注意が必要なのが「冷蔵庫」です。
中身の整理・霜取り・水抜きなどをきちんと行わずにコンセントを抜くと、水漏れやカビ、故障の原因になります。
また、引越し業者が搬出する際には、冷蔵庫が完全に停止・乾燥している状態であることが前提です。
ここでは、冷蔵庫のコンセントを抜くタイミング、必要な準備、当日の注意点を詳しく解説します。
いつコンセントを抜く?
冷蔵庫のコンセントは、引越しの前日または前々日に抜くのが理想です。
冷凍庫内の霜取りと水抜きには時間がかかるため、
最低でも搬出の12〜24時間前には電源を切っておきましょう。
もし製氷機付き・自動霜取り機能付きの冷蔵庫を使っている場合は、
コンセントを抜いた後も内部で氷や水が解け続けます。
そのため、早めに電源を切り、タオルなどで水受けを準備しておくことが大切です。
どこで準備をする?
冷蔵庫の準備は、設置場所(キッチンなど)で行います。
まずは中身を整理し、生鮮食品・冷凍食品を使い切るか処分しておきましょう。
どうしても残したい場合は、クーラーボックスや保冷剤を使って一時保存します。
また、搬出時に通路を通るため、冷蔵庫周辺の床や通路の片付けも忘れずに行いましょう。
冷蔵庫の下や裏にはホコリが溜まりやすいため、
この機会に掃除機や雑巾で軽く清掃しておくと新居での設置もスムーズです。
必要な持ち物
冷蔵庫の電源を抜く際やその後の処理には、以下の道具を準備しておくと便利です。
- バスタオル・雑巾:霜や氷が解けた際の水漏れを防止。
- バケツ:霜取り後に溜まった水を受けるため。
- クーラーボックス・保冷剤:引越し前日に残った食材を一時的に保管。
- ドライバー・モップ:搬出経路の掃除や養生準備用。
- 軍手:電源プラグを抜く際や移動時のケガ防止。
特にバスタオルは、冷凍庫の下から溶け出す水を吸収するために複数枚用意しておくと安心です。
手続き・作業の流れ
- ① 中身を整理・消費する。
賞味期限の近いものや液体類は、できるだけ早めに使い切りましょう。 - ② 製氷機の水タンクを空にし、氷を捨てる。
残った水分が漏れ出すのを防ぐための大切な工程です。 - ③ 電源を抜き、ドアを開けたまま放置。
冷気がこもらないようにしておくと、霜が早く溶けます。 - ④ 底に溜まった水をタオルで拭き取る。
水受け皿があるタイプは、取り外して洗い、乾燥させておきます。 - ⑤ 床や壁の汚れを拭き掃除し、搬出経路を確保。
冷蔵庫は重くて滑りやすいので、動線を広くとりましょう。
なお、冷蔵庫の背面や下部には水抜き用のトレイ(ドレンパン)があるタイプもあります。
そこに溜まった水を捨て、乾燥させることで輸送中の水漏れ防止になります。
注意点
- 冷蔵庫は搬出直前に電源を抜くと故障の原因になります。
圧縮機の温度が下がる前に動かすと内部オイルが漏れる恐れがあります。 - 引越し後の再通電は3〜4時間後。
移動中に冷媒ガスが偏るため、すぐにコンセントを入れると故障につながります。 - 冷蔵庫下の水分や氷を完全に拭き取る。
新居に設置した際の水漏れ・カビ防止になります。 - 自動製氷機タイプは、再稼働時に新しい水を入れて再セットしてください。
提出先・問い合わせ
特別な届け出は不要ですが、引越し業者によっては「家電の事前準備」に関する注意事項を指定している場合があります。
各社の公式サイトで「冷蔵庫の搬出条件」や「前日までの準備内容」を確認しておきましょう。
(例:▶ サカイ引越センター 家電準備ガイド)
まとめ
冷蔵庫のコンセントを抜くのは、引越し前日の重要な作業です。
中身の整理・水抜き・霜取りを済ませてから、安全に電源を切るようにしましょう。
必要な道具はバスタオル・バケツ・クーラーボックスなど。
早めに準備しておけば、水漏れや故障のトラブルを防ぎ、新居で気持ちよく再設置できます。
冷蔵庫は家庭の中でも高価で長く使う家電です。正しい手順で扱うことで、安心して新生活をスタートさせましょう。
