洗濯機の水抜きを行う
引越しの際、洗濯機の水抜きを忘れてしまうと、運搬中に水漏れやカビ、悪臭の原因になることがあります。
特にドラム式や乾燥機付き洗濯機の場合は構造が複雑で、水が残りやすいため注意が必要です。
この記事では、いつ、どこで、どのように水抜きを行うかを具体的に説明し、必要な道具や注意点もあわせて解説します。
この作業をしっかり行っておくことで、引越し当日のトラブルを防ぎ、家電を長持ちさせることができます。
いつ水抜きを行う?
洗濯機の水抜きは、引越し前日または当日の朝に行うのが最も適しています。
早すぎると再度洗濯する必要が出た場合に不便ですが、遅すぎると引越し業者の搬出作業に間に合わなくなることがあります。
また、冬場など気温が低い時期には、残水が凍結する恐れがあるため、引越し前日の夜までに完了させておくのがおすすめです。
特に、業者が搬出を行う前に水抜きが完了していないと、追加作業費や運搬拒否をされる場合もあるため注意しましょう。
どこで水抜きを行う?
水抜き作業は、洗濯機が設置されている場所(洗面所やベランダなど)で行います。
必ず電源を切り、コンセントを抜いてから作業を開始してください。
また、周囲に水が飛び散る可能性があるため、タオルや雑巾を複数枚準備しておくと安心です。
必要な持ち物
洗濯機の水抜きに必要なものは以下の通りです。
- バケツ:ホースから出る水を受けるために使用します。
- タオル・雑巾:床にこぼれた水を拭き取るために数枚用意。
- プラスドライバー:ホースや給水口を外す際に必要になることがあります。
- ゴム手袋:冷たい水や汚れを防ぐために着用を推奨。
水抜きの手順(縦型洗濯機の場合)
一般的な縦型洗濯機では、次の手順で水抜きを行います。
- 電源を入れて「脱水モード」を選択し、2〜3分ほど運転して槽内と排水ホースの水を抜きます。
- 運転が終わったら電源を切り、給水ホースを蛇口から外す。
- ホースの中に残った水を、バケツやタオルで受けながら排出する。
- 排水ホースも取り外し、傾けて内部の水を完全に抜く。
- 最後に洗濯槽内を乾拭きし、ふたを開けたまま乾燥させる。
この作業によって、給水ホース・排水ホース・洗濯槽内の3箇所の水がきれいに抜けます。
ドラム式洗濯機の場合
ドラム式洗濯機では構造が異なるため、以下の手順で行います。
- 電源を入れ、脱水モードで数分間運転して排水。
- 前面下部にある「排水フィルターカバー」を開ける(多くの機種では右下にあります)。
- 排水フィルター横にあるホースを外し、水をバケツで受けながら抜く。
- フィルターも取り外して掃除し、水分を完全に拭き取る。
ドラム式は内部構造に水が残りやすいため、引越し前日夜に行い、翌朝もう一度確認しておくと安心です。
注意点とポイント
- ホースを勢いよく外さない:残水が飛び散る可能性があります。
- 電源を必ず切ってから作業:感電防止のため最初に行うこと。
- ホースの先端を上向きにして保管:再び水がこぼれないようにするため。
- 引越し当日は「水抜き済み」とメモを貼る:業者が誤って操作しないように明示。
また、引越し業者によっては「水抜きサービス」を提供していることもあります。
自分で行うのが不安な場合は、事前に依頼しておくと確実です。
まとめ
洗濯機の水抜きは、引越し前に必ず行うべき重要な準備のひとつです。
タイミングは前日〜当日の朝、場所は設置場所で行い、バケツ・タオル・ドライバーを用意しましょう。
縦型は「脱水運転+ホース排水」、ドラム式は「フィルター部の排水」が基本です。
最後に、乾燥と確認を忘れず行うことで、水漏れ・カビ・悪臭を防げます。
ほんの10分の作業で、家電を安全に運び出し、次の住まいでも気持ちよく使えるようになります。
