割れ物に「ワレモノ」ラベルを貼る

割れ物に「ワレモノ」ラベルを貼る

引越し作業において、最も注意が必要なのが食器・ガラス製品・家電などの割れ物です。
丁寧に梱包していても、荷物の積み下ろしや輸送中の揺れによって破損してしまうことがあります。
そこで欠かせないのが、「ワレモノ」ラベルを貼って明示する作業です。
この一手間があるかないかで、引越し業者の取り扱い方が大きく変わり、破損リスクを大幅に減らすことができます。
この記事では、いつ・どこで・どのようにラベルを貼るか、そして注意点やおすすめの梱包方法まで詳しく解説します。

いつ「ワレモノ」ラベルを貼る?

「ワレモノ」ラベルを貼るタイミングは、梱包が完了した直後が最も適しています。
段ボールの中身が確定している状態で貼ることで、誤ったラベリングや貼り忘れを防ぐことができます。
また、引越し前日の荷造り完了時に一括して貼るよりも、箱を閉じるタイミングごとに貼るのが理想です。

特に以下のような荷物には必ず「ワレモノ」ラベルを貼りましょう。

  • グラス・陶器・マグカップなどの食器類
  • 鏡・花瓶・写真立てなどのガラス製品
  • 液晶モニター・照明器具などの精密機器
  • 飾り棚・インテリア小物など壊れやすい雑貨

これらは引越し業者が特に注意して取り扱う項目であり、事前に明示しておくことがトラブル防止につながります

どこに貼る?貼り方のコツ

「ワレモノ」ラベルは、段ボールの天面と側面の両方に貼るのが基本です。
上面だけに貼ると、積み重ねられた際に見えなくなることがあるため、正面と側面の2〜3方向に貼っておくと確実です。

貼る位置のポイントは以下の通りです。

  • 天面中央:荷物を積み上げる際に一目で分かる位置。
  • 側面右上:運搬時にスタッフが持ち上げた際にも視認できる位置。
  • 赤文字のラベル:「ワレモノ注意」や「取扱注意」など目立つ色を選ぶ。

もし市販のラベルが手元にない場合は、太字のマジックペンで手書きでも構いません。
「ワレモノ」「上積み厳禁」「取扱注意」などを大きく書き、赤やオレンジなどの目立つ色を使うと効果的です。

必要な持ち物・準備しておくもの

安全かつスムーズに作業を進めるために、以下の道具を準備しておきましょう。

  • ワレモノラベル(市販または業者提供):ホームセンターや100円ショップで購入可能。
  • ガムテープ(布・クラフト):しっかり固定してラベルが剥がれないようにする。
  • マジックペン:手書きで補足メモを書く際に使用。
  • 緩衝材(プチプチ・新聞紙・タオルなど):中身を守るための必需品。
  • はさみ・カッター:テープや緩衝材をカットする際に使用。

これらのアイテムをまとめて「梱包セット」として1カ所に置いておくと、作業効率が上がります。

ラベルを貼る際の注意点

  • ラベルを貼ったら記録を取る:どの箱に何を入れたかをノートやスマホでメモ。
  • ラベルの上からテープを貼らない:光の反射やテープの艶で文字が読みにくくなるため注意。
  • 「天地無用」も併記:逆さまに積まれるのを防ぐため、上下方向も示す。
  • 複数種類のラベルを統一:「ワレモノ」だけでなく「家具」「衣類」などカテゴリ別で色分けすると整理しやすい。

また、引越し業者に依頼する場合は、作業員に「割れ物が入っています」と口頭でも伝えることが大切です。
現場では短時間で積み込み作業が進むため、口頭での確認が破損防止の決め手になります。

梱包とラベルのダブル対策で安心

「ワレモノ」ラベルを貼ることは大切ですが、それだけでは不十分です。
中身の保護も徹底するために、梱包の仕方にも注意しましょう。

  • 食器類:1枚ずつ新聞紙またはプチプチで包み、立てて詰める。
  • グラス・カップ:中に紙を詰めてから全体を包む。
  • 家電製品:元箱があれば使用し、コード部分を固定。
  • インテリア小物:まとめて箱に入れず、クッション材を挟んで個別に保護。

これらの工夫を行った上でラベルを貼れば、
業者に丁寧な取り扱いを促すと同時に、万一の破損時にも責任範囲が明確になります。

まとめ

「ワレモノ」ラベルは、引越しにおける最も基本的で効果的な安全対策です。
貼るタイミングは梱包後すぐ、場所は段ボールの上面と側面。
必要な持ち物は、ラベル・テープ・マーカー・緩衝材などをセットで準備しましょう。
そして、口頭での伝達と丁寧な梱包を組み合わせることで、破損リスクを最小限に抑えられます。
小さなラベル1枚が、安心・安全な引越しを支える大切なポイントです。

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