水道の利用開始を申し込む
新居に引っ越したら、水道の利用開始手続きを忘れずに行いましょう。引っ越し直後に水が出ない、開栓作業の予約が取れない、といったトラブルを防ぐためにも、事前準備が大切です。ここでは、手続きの時期・申し込み先・必要な情報や持ち物をわかりやすくまとめます。
いつ手続きをする？
水道の利用開始は、引越しの1週間前〜3日前までに申し込みを済ませておくのが理想です。
市区町村や水道局によっては、インターネット・電話・窓口のいずれかで申し込みが可能です。引越し当日に申し込むと、開栓作業が間に合わず水が使えないこともあるため、早めの手続きを心がけましょう。
どこで手続きをする？
- お住まいの地域を管轄する水道局・上下水道局
- 自治体の「水道お客様センター」または「上下水道課」
地域によって名称が異なります。たとえば：
賃貸物件の場合は、管理会社や大家さんを通して申し込みが必要なケースもあります。分譲・持ち家の場合は、自分で水道局に連絡します。
申し込み方法
水道の利用開始は、次のいずれかの方法で手続きできます。
- 電話：水道局の窓口に連絡し、住所や入居日などを伝える。
- インターネット：公式サイトの「開栓申し込みフォーム」から申請。
- 郵送・窓口：転入届などと同時に市役所で行える地域もあります。
受付時間は平日の9時〜17時が多く、休日や夜間は翌営業日扱いになるため注意しましょう。
必要な持ち物・情報
申し込みの際には、以下の情報・書類が必要です。
- 新住所と入居日
- 契約者の氏名と電話番号
- 水栓番号（開栓依頼書やメーターに記載）
- お客様番号（前入居者の検針票に記載がある場合）
- 支払い方法（口座振替・クレジットカードなど）
- 身分証明書（運転免許証・マイナンバーカードなど）を求められる場合あり
インターネット申し込みでは、PDFの検針票や写真をアップロードできるようになっている地域もあります。
開栓作業について
多くの自治体では、立ち会い不要で水道が使えるようになります。ただし、メーターや元栓が室内や敷地内にある場合は、立ち会いが必要です。
申し込み時に「開栓日」「立ち会い要否」を確認しておきましょう。
料金の支払い方法
水道料金は、口座振替・クレジットカード払い・払込票などから選べます。最も便利なのは口座振替で、手続き後は自動的に引き落とされます。
初回請求は1〜2か月後に届くため、支払い忘れを防ぐためにも早めに登録しておくのがおすすめです。
注意点
- 前入居者が解約していない場合、名義変更の手続きが必要です。
- 開栓後すぐに水漏れがないか確認しましょう。
- 集合住宅では共用メーターのため、手続き不要な場合もあります。
まとめ
水道の利用開始は、引越しの3日前までに申し込むのが安全です。
管轄の水道局に電話やWEBで申請し、入居日・氏名・支払い方法を伝えれば完了します。
事前に必要書類を確認し、開栓当日に水が使える状態にしておくことで、快適に新生活をスタートできます。
