鍵を管理会社または大家に返却する

鍵を管理会社または大家に返却する

引っ越しの最終ステップで忘れてはいけないのが、鍵の返却です。
退去後の鍵返却は、契約終了を正式に完了させるために非常に重要な手続きです。
鍵を返却しないまま放置すると、賃貸契約が続いていると見なされる場合や、
新しい入居者の入居が遅れるなど、トラブルに発展することもあります。
この記事では、鍵返却の正しいタイミングや場所、必要な持ち物、注意点を
引越し実務の流れに沿って分かりやすく解説します。

いつ返却する?

鍵の返却は、退去立ち会いが終了した直後に行うのが原則です。
立ち会い時には、管理会社または大家が部屋の状態を確認したうえで、
入居時に借りた鍵一式を返却します。
一般的には、退去日当日、立ち会い終了後に現地で返却するか、
立ち会いがない場合は、指定された方法(郵送・投函など)で返却します。

返却が遅れると、退去日を過ぎても家賃が発生するケースがあります。
特に月末退去など契約期間ギリギリの場合は、
「いつ返却すれば課金が止まるか」をあらかじめ確認しておくことが大切です。

どこで返却する?

鍵の返却先は、契約形態によって異なります。

  • 管理会社がある場合:退去立ち会い時に現地または管理会社のオフィスで返却。
    指定の封筒に入れて渡すか、立ち会い担当者に直接手渡します。
  • 大家が直接管理している場合:大家本人へ手渡し。
    不在の場合は郵送またはポスト投函など、事前に指示を確認しましょう。
  • 鍵ボックス方式の場合:一部の物件では、退去後に鍵を所定の返却ボックスへ入れる方法もあります。

返却場所を誤ると紛失扱いになる恐れがあるため、
必ず契約書や退去案内書で返却方法を確認しておきましょう。

必要な持ち物

鍵の返却には、以下のものを準備しておきましょう。

  • 鍵一式:入居時に受け取った鍵(玄関・ポスト・倉庫など)すべて。
  • スペアキー:自分で作成した合鍵がある場合も含めて返却。
  • 入居時チェックシート:返却時に状態確認で参照することがあります。
  • 印鑑:返却確認書に署名・捺印を求められる場合があります。
  • 封筒またはジップ袋:複数の鍵をまとめて返却する際に便利。

特に注意すべきは、合鍵の返却忘れです。
紛失扱いとなると、シリンダー交換費用(1~2万円)が請求される場合があります。

返却の手順

  1. ① 退去立ち会いを行う。
    管理会社または大家が室内を確認し、破損・汚れなどをチェックします。
  2. ② 清掃・荷物撤去が完了していることを確認。
    残留物があると、退去完了と見なされません。
  3. ③ 鍵をまとめ、封筒などに入れる。
    玄関鍵・ポスト鍵・倉庫鍵などをラベル付きで整理します。
  4. ④ 現地またはオフィスで返却。
    手渡しする場合は「鍵返却確認書」に署名します。
  5. ⑤ 証拠として写真を撮影。
    返却封筒や手渡し時の記録をスマートフォンで残しておくと安心です。

注意点

  • 鍵返却=契約終了ではない。
    精算(敷金・光熱費など)や原状確認後に正式に退去完了となります。
  • 鍵のコピーは保管しない。
    管理上の問題や法的責任を問われる可能性があります。
  • 立ち会いがない場合は郵送時の記録を残す。
    書留や追跡付き郵便で送付し、紛失防止のため控えを保存。

どこに問い合わせる?

返却方法や日時が不明な場合は、契約書に記載の管理会社または不動産仲介業者に連絡します。
一部の大手不動産会社(例:アパマンショップ、ミニミニ、エイブルなど)は、
オンライン退去申請フォームから返却予約も可能です。

まとめ

鍵の返却は、引越しの最終確認事項のひとつです。
退去立ち会い後にすべての鍵(スペア含む)を管理会社または大家に返却し、
返却方法を記録しておきましょう。
必要な持ち物は、鍵一式・印鑑・封筒など。
そして、合鍵の返し忘れや、返却方法の誤りには十分注意が必要です。
きちんと記録を残しておくことで、敷金精算や退去確認もスムーズに進み、
安心して新生活をスタートできます。

タイトルとURLをコピーしました